妻が息子に普段買わないヤクルトをあげていました。
どうやらもらったもののようです。
妻が街を歩いてる時にヤクルトレディに勧誘された際にもらったとのこと。
「よかったねー」なんて言ってたけどここで疑問が発生。
- ヤクルトレディって人手足りないの?
- そもそもヤクルトレディってコストすごくない?
- なんで今も生き残ってるの?
- ビジネスモデルどうなってんの?
こんな疑問が湧き上がりました。
ワタシ、気になります。
ということでヤクルトレディについて調べましたのでまとめてみた!
ヤクルトレディの必要性
ご存知かと思いますが、ヤクルトレディのお仕事は訪問販売でヤクルトの製品を売ることです。一見非常にシンプルな仕事ですよね。
現在はネットスーパーを始め様々なサービスがあり、家にいても飲食物を購入することができます。それにも関わらずヤクルトレディはまだ必要とされているのです。
では、なぜヤクルトレディはネット販売が発達した今も必要とされているのでしょうか。
- ヤクルトを毎日飲むよう促す
- 信頼関係を構築をし、購入を促す
ヤクルトを毎日飲むよう促す
ヤクルトを飲んではっきりとした効果を実感している人は少ないです。
なぜなら、毎日のむことにより、健康効果を発するものだからです。
ヤクルトを飲むことによる健康促進には、シロタ株という乳酸菌が活躍していることが関係しています。
この、乳酸菌シロタ株は胃液を始めとする体内の消化液に屈することなく腸内に達します。
そして、健康にいい菌である「ビフィズス菌」の増加を促進します。
更に、悪い菌である「大腸菌」の減少を促進します。
つまり、腸内のいい菌を増やし、悪い菌を減らす、という特徴を持っているのです。
それにより、腸内環境を改善する力を持っています。
ここまでヤクルトの健康作用に対する説明の一部ですが、ご存知でしたか?
僕は調べて初めて知りました(笑)
今までなんとなく腸にいいぐらいの感覚しかありませんでした。
ヤクルトレディは上記のような具体的な健康作用を直接的に顧客に説明できるため、購入促進の強みをもっています。
信頼関係を構築し、購入を促す
訪問販売により、対面によるコミュニケーションを増やすことで信頼関係を構築します。
信頼関係を築くことにより、継続的にヤクルトを購入してもらうことができるのです。
継続的な購入により、健康面への効果の実感を促すことが可能です。
説明することにより、より健康的になったと説明できます。
「最近顔色がよくなりましたね!毎日飲んでるヤクルトの効果ですね!」
なんてキラキラの笑顔でいわれたらイチコロですね。
また、顧客は健康面の相談などをヤクルトレディに対して相談するようになります。
相談することにより、内容に合った商品を提供できます。
主力製品以外の製品を提供することにより顧客の確保が可能になります。
上記をまとめると、信頼関係を構築することにより、「継続的な購入」「別製品の提供による顧客確保」ができるのです。
ヤクルトレディの雇用について
一般的に企業のコストのほとんどは人件費です。
人件費はコストじゃなく投資だ!
っていう議論は今は置いておきましょう。
正直ヤクルトレディの人件費って効率悪くない?って思いますよね?ね?
僕は思ったので調べましたよ、えぇ。
宅配業者に任せた方が安くなるんじゃないの?って至って普通の疑問ですよね。
ということで雇用形態を始めとするコストなど調べてみました。
ヤクルトレディの雇用形態
これは驚きの事実だったのですが、ヤクルトレディはパートタイムではありません。
ヤクルトレディは個人事業主なのです。
パート制の場合、雇用主は最低賃金以上の時給で給料を支払う必要があります。
時間制の賃金になるということですね。
また、週20時間以上の労働が発生した場合、社会保険の加入を義務付けられています。
企業側からすると社会保険の半額を負担する必要が出てくるのです。
一方で、個人事業主の場合、最低賃金以下でも問題はありませんし、社会保管の加入は自由(企業の負担はなし)です。
給与は完全歩合制となります。
また、パートの場合は在庫管理を企業がする必要がありますが、個人事業の場合は各自で在庫を管理するため、管理費の削減にもつながっています。
ヤクルトレディの労働について
ヤクルトレディはその名の通り、女性が活躍しています。
また、主婦が多く活躍しています。
ヤクルトのメリットは、男性に比べて自宅にきても不安感がないことですね。
また、日中帯の労働力が得られる点でしょう。
そのため、主婦の雇用に力を入れています。
いい例として、ヤクルトは託児所を用意しています。
この託児所を利用するのに必要な費用は約1万だそうです。
※妻がヤクルトの人から聞いた話です。
労働者側のメリットは時間に融通が効くということが大きいと思います。
個人事業主ですので、パートと違い時間高速されることは少ないです。
子育て中の主婦でも働きやすいのは大きなメリットですよね。
上述した託児所も子育て中の方は嬉しいポイント。
また、全国にヤクルトのセンターは約2500軒あり、通いやすのは嬉しいですね。
ヤクルト本社との関係
個人事業主と言ってもヤクルト本社との関係は当然あります。
それは教育です。
ヤクルトレディになったとしても、何もわからないまま販売にはいけませんよね。
なのでヤクルトは教育もしっかり行っています。
- 座学で商品知識を学ぶ
- 自身で飲むことにより、自身を持って顧客に提供
- 販売手法を実践を通して学ぶ
ということをしているそうです。
長年のノウハウもありませすので、しっかりとした教育を行っているのですね。
教育をしないと売れないので当然と言えば当然でしょうかw
まとめ
ということでヤクルトレディは非常に優れたビジネスモデルだということがわかりました。
企業側のコストがかからない
労働者側は働きやすい環境
顧客側は健康面の相談ができる
なんかヤクルトレディを勧めるような記事の内容になってしまいましたね(笑)
企業・労働者・顧客にメリットがあるビジネスモデルは最強ですね。
ヤクルトはすごい!って実感しました。
ということで僕もヤクルト、グビグビ飲みたいと思います!